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岸本工業株式会社
型枠大工の作業の流れについて簡単に説明します
KATAWAKU
拾い出し
拾い出しというのは
図面から必要な材料をリストアップしていくことです
平面で描かれている図面を頭の中で立体にする能力
材料を無駄にせず後の組立作業を簡単にするための拾い方
知識・経験値・想像力が求められるとても重要な作業になります
加工
拾い出し作業でリストアップした材料を
必要なサイズ・数量に揃えます
画像に写っているのは
ベニヤ板、桟木と呼ばれる木材を使って加工しているところです
木材を利用することが一般的ですが
ほかにも鋼製型枠を使うこともあります
組立
加工した型枠を現場に搬入し組み立てていきます
組み立てた型枠はそのままコンクリートの形になるので
まっすぐ水平に段差をつけずミスなく作業する必要があります
ミリ単位の精度と熟練の技術・スピードが求められます
コンクリート打設
組立が終われば次はいよいよコンクリートの打ち込みです
型枠を変形させないことコンクリートの品質を落とさないこと
気をつかいながら丁寧に作業していきます
解体
コンクリートが固まるまで数日待ち
型枠の解体を行っていきます
材料は基本的に繰り返し使うことを前提にしているので
型枠を傷めないようバラしていきます
もちろんコンクリート側も仕上がり面になるので
傷は厳禁です
完成
ほかにも細かい作業はありますが
大まかな流れは以上になります
そして最後は完成した建物を眺めて余韻に浸るまでが
型枠大工という職種になります
ちなみにこの眺めてる時間は
建物が大きく難しいほど長くなります
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